TUDOR OYSTER PRINCE 7995 RANGER – Condition Note
本記事は、商品の状態確認を補助することを目的として作成しています。文字盤、ケース、ブレスレット、ムーブメントなど、各部の状態を写真とともに掲載しています。

文字盤には目立つ劣化や夜光塗料の剥がれは見られず、綺麗な状態を維持しています。針にも目立つ欠落はありません。盾ロゴが配された後期型の仕様で、製造期とも一致しています。

通常、Rangerにはシャベル型の針が取り付けられる例が多く見られますが、本個体にはバータイプの針が取り付けられています。市場では見かける機会の少ない仕様ですが、過去にはスイスのオークションハウスであるAntiquorumでの出品例が確認できます。

また、当時の広告においても、同リファレンスにバータイプの針が取り付けられている例を確認できます。一方で、市場で見られるRangerの多くはシャベルタイプの針を備えているため、後年に交換された可能性についても考慮が必要です。



ケースは9時位置に削れが確認できますが、全体のシェイプは良好です。過度な研磨の痕跡は見られず、ベゼルの光の反射も均一です。

取り外したベゼルの裏側と、ミドルケース上部の状態です。目立つ腐食は少なく、良好な状態です。


ケース側面に刻印されたリファレンス番号およびシリアル番号は、いずれも明瞭に残っており判読可能です。シリアル番号から、製造年は1968年頃と推測されます。Ref.7995はおおよそ1966年〜1969年頃までの生産と言われており、製造期も一致しています。


裏蓋の状態も良好です。「ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA」の刻印は鮮明です。内側には「MONTRES TUDOR S.A」の刻印が確認できます。


ブレスレットはRef.7835、エンドリンクはRef.261です。コマ数は12時側7コマ、6時側6コマのフル駒です。12時側の1コマ目には、横方向に入ったスレ傷が確認できます。

クラスプコードは1971年第1期です。時計本体と近い年代の構成です。

経年に伴う小傷は見られますが、ブレスレットの伸びは少なく、良好な状態です。


ムーブメントは、ETA社製ムーブメントをベースにしたCal.2483を搭載しています。Rangerを含むRef.7995に搭載される正しいムーブメントです。TUDOR特有の仕上げの違いも確認できます。

部品を取り外した地板のみの状態です。地板にも「TUDOR GENEVE」の刻印が確認できます。ムーブメントにも目立ったダメージは見られず、良好な状態を維持しています。

オーバーホールおよびタイミング調整後のタイムグラファー計測結果です。ファイナルテスターによる姿勢差を含む実測日差についても、当店基準である±30秒以内を確認しています。数値は計測時点の参考値です。

価格および商品説明は、商品ページをご確認ください。
TUDOR OYSTER PRINCE 7995 RANGER