OMEGA SPEEDMASTER 2915-3 - Condition Note

OMEGA SPEEDMASTER 2915-3 - Condition Note

本記事は、商品の状態確認を補助することを目的として作成しています。文字盤、ケース、ブレスレット、ムーブメントなど、各部の状態を写真とともに掲載しています。

 

 

文字盤には目立つダメージは見られず、良好な状態を維持しています。夜光は経年変化により黒く変色しています。当時のスピードマスターの夜光塗料にはラジウムが使用されており、本個体についても文字盤、針ともに放射線測定を行い、ラジウム反応を確認しています。スモールセコンド針は経年により塗料の剥がれが見られ、錆の付着も確認できます。

 「BASE 1000」表記のタキメーターベゼルには、経年に伴う剥がれや打傷、変形が見られます。ロングアワーハンドと呼ばれる特徴的な長い時針とともに、2915-3に見られる正しい仕様の組み合わせです。

 


ケース側面には打傷や経年による摩耗が見られますが、ケースフォルムは比較的良好に保たれています。2時位置のプッシャーには打痕が確認できます。両プッシャーはいずれも4mm×2.5mmの初期型です。リューズは後年のサービス時に、後期型のリューズへ交換されています。

 

 

風防中央にはオメガマークが確認できます。

 

 

裏蓋には経年に伴う小傷が確認できますが、目立った摩耗は見られず、シーホースのエングレーブは明瞭に残っています。裏蓋内側にはリファレンス2915-3の刻印が確認できます。

 

 

インナーカバーにも目立つ変形や腐食は確認できません。

 

 

搭載されるムーブメントはCal.321です。Ref.2915-3は1959年のみ製造されたとされ、整合するムーブメントシリアルは概ね16.648.xxxから16.649.xxxの範囲です。本個体も16.649.xxxで始まる番号を有しており、2915-3の中では最終期に位置するシリアルレンジです。

また、ムーブメントリングに設けられた2つの穴は、2915-3にのみ見られる固有の特徴とされています。

 

 

ブレスレットはキャタピラブレス Ref.7912、エンドリンクはNo.6です。コマ数はエクステンションリンクを含め、12時側13コマ、6時側10コマです。経年に伴う小傷や変形は見られますが、目立ったダメージは確認できません。クラスプコードは1962年第1四半期で、本体に近い年代のものです。

 

 

エンドリンクNo.6には社外製の代替品が多く流通していますが、本個体は刻印や形状などの特徴を確認し、純正品と判断しています。

 

 

ブレスレットには経年に伴う伸びが見られます。装着可能な腕周りは最大約18.0cmです。



オーバーホールおよびタイミング調整後のタイムグラファー計測結果です。ファイナルテスターによる姿勢差を含む実測日差についても、当店基準である±30秒以内を確認しています。数値は計測時点の参考値です。

 

 

価格および商品説明は、商品ページをご確認ください。

商品ページOMEGA SPEEDMASTER 2915-3

 

 

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